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GⅢ中山金杯 2021 全頭診断+枠順確定後予想

 

GⅢ中山金杯 2021 全頭診断+枠順確定後予想

 

枠順確定段階における出走予定馬の個人的な全頭診断です。

 

 

1枠1番ロードクエスト

小倉記念の捲りは一定の評価出来るが、ここで大きく前進してくるとは…

1枠2番テリトーリアル

前走中日新聞杯は3番手からシゲルピンクダイヤと併せ馬になって最後は垂れて9着。2走前の福島記念3着好走時は3番手以下後続を離して逃げたトーラスジェミニの番手、3走前オクトーバーステークス1着激走時はパンサラッサの番手でトラックバイアス的に前が残りやすい状況と馬場・展開面の助けがあっての好走。今回明らかに先手を主張する馬が居らず、またコーナーで捲り気味に進出してくる馬が居る分アドバンテージを築きにくくなりそう。思いきった逃げ作戦と去年のように内でじっと溜めての差しに転じた場合は怖い

2枠3番ココロノトウダイ

前走のフルーツラインカップは内枠先行で直線ちょっと外に出してロスなく前を交わす優等生な競馬。しかし前走は中山2200の外枠で先行して大凡走で疲労がきっちり取れて、平坦福島内枠替わりの格下げ戦と条件ががっちり噛み合っての好走だったと思う。今回中山2000mの格上げ戦の重賞に変わるのは条件的にはマイナスだろう。内目の枠に入って先行してどこまでという感じか。大崩れしないとは思うが、個人的に勝ち切るイメージは湧かない。紐で一考か。

2枠4番マイネルサーパス

今回内枠替わりが厄介。前走の中日新聞杯は内有利のトラックバイアスで外枠での凡走は特に気にする必要は無い。3走前のオクトーバーステークス5着の競馬はせめて3着は確保してほしいがという感じで、力不足を内枠でじっと溜めてどこまでカバーできるか。単勝150倍なら期待値は高いがここも少し足りないかも

3枠5番ショウナンバルディ

前走の中日新聞杯では内枠先行から一旦抜け出すかと見せ場のあった4着。流れ含め完璧に噛み合った感はあるものの、そこそこ力は示した。今回中山替わりは向かないとは思うが、相手なりに堅実に走ってくる馬で全く人気が無いので抑える価値はあるか。

3枠6番カデナ

今回も後方で溜めて大外を回して直線勝負。他馬の破綻待ちか。ある程度コーナーで前に進出していかないと厳しい中山2000mはコース形態的にも合わないか。内をするする抜けるような感じも想像しにくく、直線坂も堪えそう。ここは内枠なら消しでいいのでは。

4枠7番マウントゴールド

長期休養明け2戦目。既に牡馬の8歳で肉体的に中山2000mは堪えるのでは…重賞2着の実績馬で全く人気は無いので抑えるのはアリかもしれないが、来たら参りました

4枠8番リュヌルージュ

前走のエリザベス女王杯は相手が強かった。今回はGⅢへの格下げ戦と相手弱化。馬群の中で脚を溜められそう。斤量4キロ減も魅力。穴で要警戒

5枠9番ヒシイグアス

前走広い東京で気持ちよく前を差し切った後の中山2000は苦に感じそう。人気になりそうで単勝的な魅力は感じないが、前走の勝ち方は強かったので紐で抑えざるを得ないか。切れない人気馬という所で個人的には厄介な存在。と思っていたが調教後馬体重が前走比マイナス13キロの481キロ。これは大きな減点要素になり得る。

5枠10番アールスター

前走のアルゼンチン共和国杯を振り返ります。8枠16番と外枠に入りながらも割と隊列がすぐに落ち着いたので、4番手で折り合いに専念して直線へ。直線まずまず伸びるも外のタイセイトレイル、内のユーキャンスマイルに脚色劣り挟まれる形で後退。しかし交わされてから最後までしぶとく伸びて8着。個人的には2500mは少し長いと思うので、約2か月の休み明けで8キロも馬体を減らしていたにもかかわらずわりかし健闘したとプラスに見ています。この馬のベストパフォーマンスとなると去年の小倉記念で内からスルスルと抜けて長岡騎手に初重賞制覇をプレゼントした競馬だと思うので、タフなコースの中山2000mは適性的には疑問符です。ここは外を正攻法で進出する際の体力や着狙いに徹した際の瞬発力も他馬に劣ると思うので、馬体を戻して先行しつつ上手く溜める競馬に徹した場合、突き抜けるまでいかないかもしれませんが、人気も無いので紐で面白そうです。

6枠11番ディープボンド

使い詰めのダービー、先行して5着にまとめる。神戸新聞杯も別格のコントレイルを除けば、着狙いのヴェルトライゼンデと内を上手く捌いたロバートソンキーに先着されただけ、菊花賞も自ら逃げ馬を捉えに行く競馬で粘りこんで4着と全て強い内容。初の古馬との対戦で、単勝3倍台となると信頼感は微妙だがここも崩れず走ってきそうで。

6枠12番ロザムール

 前走の条件がかなり恵まれての勝利。多頭数から少頭数、番手から逃げへの位置取りの変化。前半3ハロンが2走前より2.5秒も遅かった。故に楽逃げでなんとか粘りこめた。今回中2週の相手強化の一ハロン延長ではさすがに厳しい

7枠13番シークレットラン

前走の古都ステークスは約3ヶ月の休み明けで2000m→2400mの距離延長を自然と先行する形で、実力馬アンティシペイト相手に接戦勝ち。今回距離短縮で自然と差しに回って、捲り気味に進出する形で。中8週と間隔とっての臨戦、斤量3キロ減、春に中山2500mでディバインフォース相手に快勝した実績と経験ありとプラスの要素多く、想定で単勝15倍もつくのであれば、積極的に狙いたい一頭。枠も動きやすい中枠から外枠に入ってきて。ここは鞍上の手腕に期待。

7枠14番ヴァンケドミンゴ

前走の福島記念は強い競馬。勝ち馬のバイオスパークとは枠が逆だったら着順も入れ替わっていたと思っています。自分と同じくらい、もしくは実力が下の馬に体力を活かす競馬が得意という印象です。平坦なコースに良績が集中していますが、中山2000mは悪くないのではと思っています。個人的にここは近2走の疲れがないか状態面の判断が難しいです…大きな馬体重の増減が無ければ大丈夫だと思いますが、直前の気配は確認したいです。枠は動きやすい所で。実力は評価しているので、今の所は最低でも抑えの印以上は打つつもりです。

8枠15番ダーリントンホール

中山2000m自体は合うと思うが、今回古馬相手に地力が通用するかが焦点。中山の葉牡丹賞から広い東京に変わって、また前半のペースが緩くなって先行出来るなど条件が噛み合って共同通信杯を勝利。メンバー的にも個人的にレースレベルは疑問符。ここは前走から馬体重減ならバッサリ消して大丈夫だと思います。個人的にはここもダッシュつかず中団のポジションも取れないと見ているので、思い切って消したいと思っています。

8枠16番ウインイクシード

前走のディセンバーステークスは中団インで溜めて5着まで。2走前の福島記念は松岡騎手が内目から抜け出す形で上手く乗ったと思うのですが、5着まで。今回も突き抜ける印象はないですが、福島記念だけ走れば足りるかなという感じ牡馬の7歳で大きな上がり目は無く今回外枠はかなり厳しいが

8枠17番バイオスパーク

前走の福島記念は距離短縮を自然と差しに回って、内でじっくり溜める池添騎手の120点の競馬で接戦勝利。前走がかなり噛み合ったレースだけに上積みは少ない。外枠に入ると紛れが利かず紐までか

 

 

 

 

 

  

枠順確定後予想

13シークレットラン(ワイド軸)

○14ヴァンケドミンゴ 

▲11ディープボンド

☆8リュヌルージュ

△10アールスター

△2テリトーリアル

×17バイオスパーク

×16ウインイクシード

 

 開催も進んできていると同時に、ゴール前の急坂を2度超えるタフなコース形態故に余裕ももって臨んできている馬を狙いたい。コーナーで捲り気味に進出して前に並びかけるような競馬をしそうな馬が面白いだろう。トラックバイアスに注意。ラチ沿いでじっと溜めてる馬か、外を回した馬が伸びるかはチェックしたい。

 

当日直線外が伸びる馬場であることを祈るのみ。

 

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